共依存

今、冷静に妻との関係を振り返ると、私が「共依存」で妻が境界性パーソナリティ障害という組み合わせだった。

妻は何かしら依存傾向が強かった。私もそんな妻にアドバイスしたり面倒をみることによって、どこか自分を保っていたのかもしれない。

一人になった今、心にぽっかり穴が空いた感じ。今までは別居中この寂しさに耐えられなくて、何度となくやり直しを試みたが、それは必要以上に誰かの役に立つことで自分の存在感を確認していた行為であり、その気持ちに自分で気づいたし、もうあらゆる状況が限界だし、もう後戻りは出来ない。

 

昨日、レイトショーで「万引き家族」を観てきた。

 

この4年間、楽しいこともいっぱいあったし、幸せな時間もあった。

 

子供はできなかったが、犬二匹と二人の生活はお互いの心の傷を癒やす、かけがえのない時間であったのも確かだ。

世間の常識とは少し解離した二人だけの時間。

結果は別れることになったのだが、その過程に意味があったと信じ、お互いの道を歩み出して行く運命を受け入れてぼちぼち前を向いて歩きだそうと思う。

 

 

気持ちの整理

今現在、解放された気持ちと、なんとも言えない罪悪感のような感情が入り混じっている。

 

妻とは先月末に、最後は「待てないという疾患」のために、急展開で離婚が成立したのだが、離婚の話あいをはじめた最後の1ヶ月間がかなりの修羅場だった。

妻の感情がジェットコースターのように変化し、それに振り回される日々。体感された方はお判りだろうが試し行為による底なしの愛情確認に、身も心もボロボロになっていた。スイッチが入ると鬼の形相になり暴言が続く。

思いこみに近い言いがかりとも言える訴えに反論したり、話し合う気力も失い 二人だけの密室のなかで「うまく行かないのは全てお前のせいだ」と脱価値化され、もうどうしようもないと言う絶望感の中でわずかに残る自尊心をなんとか奮い立たせなんとか持ちこたえた。

両親や友達にも深くは話せなかった。

どうしようもなく耐えられない時は 行政機関の電話相談等を利用し話を聞いてもらった。命の電話 男性のためのDV相談 行政の精神保健相談 夫婦間暴力相談センターなど。

妻が機嫌ががいい時に別居に向け不動産屋に部屋探しに行ったりしたが、審査の電話が掛かってきた時、タイミング悪く妻が不安定になっていた時だったので「働いて一人暮らしする自信がない」と、せっかく決まりかけた部屋を土壇場でキャンセル、自暴自棄から離婚条件として法外な金銭要求と続く

 

最終的には  私に対する身体的暴力と自傷行為のそぶり 家を燃やすなどの言動が出て  相談員さんの助言にしたがい 弁護士に相談し 警察の相談ダイヤルから地区の警察署の生活安全課に出向き相談 保健所に相談していたころで 本人が母親に泣きつき家を出ていき その2日後 渡していた離婚届けを出すという 急展開で 離婚という結果になる。

正直自分の気持ちの整理をする余裕もなく、元妻に振り回されヘトヘトである。

自分のペースを取り戻すまでしばらくかかると思う。

今日はこの辺まで

 

 

 

 

境界性パーソナリティー障害の妻との記録 はじめに〜

はじめまして、今日から書こうと思います。

結論から言うと先月妻との4年の生活にピリオドを打ちました。

その中で

1)彼女の障害と向きあった自分の気持ちを整理するため

2)孤独に思い悩む中でネット上で同じ状況下にある数々の事例が参考になったこと

3)今現在、この疾患で苦しんでいる方の家族の方に向けて

4)何より愛した存在だった彼女への思いを、せめて記録として残したい

との思いで書こうと思います。

 

書くのが辛くなったら、しばらく時間空くかもしれませんが、ボチボチマイペースに続けたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。